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1845話

「以前聞いたんだけど、義姉さんって当時クラスの花形で、学校でも有名な美人だったんだよね」

「あ、彼女は——彼女は——」羅家輝はもごもごと言葉を詰まらせた。

こいつ、明らかに災難を義姉さんに押し付けてるじゃないか！ふん、なんて卑怯なんだ！

でも、俺は嬉しいぞ！これで、こいつと義姉さんの間に何かあるってことはなくなったし、それに、奴は俺にパフォーマンスの機会を与えてくれた。ヒーローになって美女を救う機会をな！まさに天の助けだ。

「違う、違うわ、私は彼の彼女じゃないわ！」義姉さんは恐る恐る言い、顔が真っ青になった。

実際、このキズ面の強が入ってきた時から、彼の視線は女性たちを一通り舐め回し、そ...