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1762話

しかし問題は、今はまだ薬材が栽培中で、種類も揃っていないということだ。

三十分後、私は秦姉さんを迎えに行った。

「秦姉さん、あなたはこの世に幽霊なんていないって信じてなかったよね。今から目の当たりにしてもらうよ!」

「ふん、この目で見るまでは、信じるわけないでしょ」

「ふふ、あなたが見てないものが存在しないとは限らないよ」

「見てから言いなさい!」

「怖くないの?」

「何が怖いっていうの?」

「そうだね、あなたは以前から死体を扱う仕事をしてたもんね。度胸なら、誰よりも上だよ。最初は僕もあなたのこと恐れてたくらいだよ」私は笑った。

「ふん、よく言うわね!あの時、チャンスをあげたのに、あなた...