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1724話

「でも今はもう、そんな人間にはなれないんだ!もう適当な男ではいられない!」

「小玉、さっきは冗談だよ。実は僕には彼女がいるんだ。君とそういうことをしたら、僕も君の彼氏と同じクズ男になってしまうからね」

「そうなんだ、じゃあ無理強いはしないわ!」小玉は微笑んだ。

「ふふ、今日君に会えて嬉しかったよ。ほら、乾杯しよう」僕はグラスを持ち上げた。

突然、自分のこの決断が賢明だったと感じた。こうして初めて、梅子に対して堂々と向き合えるんだ!以前は彼女に隠れていろいろやらかしていたけど、彼女も僕を彼氏だとは思っていなかったしな。

今、僕たちの生活はやり直すべきなんだ!昼食を終えて小玉と別れた後、東方ビ...