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1640話

七日目になってようやく——その日の夜、私は会所の正面玄関の向かいで二時間も耐え忍んで待っていた。

結果、くそったれ金強はまたしても事務所で別の女と怪しげなことをしようとしていた。

しかし、会話の中で彼が女に少し待つよう言い、用事を済ませると言うのが聞こえてきた。

そして、彼は外に出てきた。

今回、彼は車を使わず、歩道に沿って歩き始めた。

時刻はすでに十時を過ぎ、歩道にはほとんど人影がなかった。

私は車で対面からゆっくりと彼を尾行した。

金強は五百メートルほど歩いて、薬局に入った。

そこで初めて分かったのだが、こいつはバイアグラを買いに来ていたのだ!

考えてみれば当然だ。こいつは女遊びが多すぎて...