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1606話

「本当にメロメロよね!」彼女もより警戒するようになって、途中でベッドから降りてドアを開けて確認したほどだ。

今、部屋には俺と彼女の二人きりなのに、今の俺は視力を取り戻したというのに、まだ俺が彼女を盗み見るんじゃないかと心配してるのか?まあ、俺だって常時透視できるわけじゃない。数分見ただけで脳が疲労してしまう。超能力とはいえ、無限に使えるものじゃないからな。

でも聴力は制限されていないから、義姉さんのあの艶やかな声は依然としてはっきりと聞こえてくる。

義姉さんが十分に楽しんだ頃には、俺はもう我慢の限界だった。でも今の俺は自分の手で解決するつもりはない。

兄貴は今金持ちなんだ!そう思って、服を着て...