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1491話

「自分で針を持参して、事前に消毒しておきます。その時は、小玉さんに針を渡してもらったり、置いてもらったりするだけでいいんです。私も会所のことを考えているんですよ。効果があれば、会所の評判も上がりますし。それに、あのお客様も試してみることに同意しているんです」

「金水、分かっていないな。お前が自信があるからといって、それだけではダメなんだ」陳マネージャーは手に持っていた本を置いた。「私たちが相手にしているのは普通のお客様じゃない。皆、富豪か貴族だ。たとえ彼女が同意したとしても、何か問題が起きれば、私たちには責任が取れない。噂が広まれば、会所の名誉に大きなダメージを与えることになる!お前の出発点...