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1490話

「私が彼女に言ったんです、このままマッサージを続けても効果はないって」私は両手を広げて、小声で言った。

「どうしてそんなこと言っちゃったの?」小玉は急に焦った様子で「自分の商売を潰すようなものじゃない?せっかくお客さんが来てくれたのに、そんなこと言うなんて」

「慌てないで、こういうことなんだ」私は説明した。「彼女のためを思ってのことさ。彼女はここでバストアップのケアを2ヶ月も続けているけど、効果がない。原因を分析したら、彼女は子供の頃から運動好きで、胸が平らになってしまったんだ。だから、鍼を使ってバストアップする方法を提案したんだ!」

「鍼?」小玉は口を少し歪めた。「確か鍼灸ができるって...