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1466話

私は頷いた。

手元の金を数え始める。

「あなた、この環境にすっかり馴染んでるみたいね。今日は二人のお客様からチップをもらったじゃない。すべてのお客様がチップをくれるわけじゃないのよ。私もおこぼれにあずかったわ。私が前に雑務をしていた時は、お客様と直接関わる機会が少なくて、チップなんてほとんどなかったのに」と小玉が言った。

「ふふ、手伝ってくれたんだから、当然もらえるべきだよ」私はお金を一通り数えた。3万6千円!なんて簡単に手に入るんだ!前の6万6千円と合わせると、合計で10万2千円!うわぁ、まるで天から降ってきたようなものだ!なるほど、会所の基本給はそれほど高くないけど、もちろん月に60万円...