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1462話

「でも小玉の言いたいことは、そういう意味じゃないみたいだね」

「小玉、どうしてそう言うの?」私は好奇心を抱いて尋ねた。

小玉は声を潜めて言った。「あなたは目が見えないから分からないけど、このクラブには綺麗な女性スタッフがいるのよ。普段は女性会員向けにサービスしてるんだけど、実は別の仕事もしているの。それは男性の相手をすることよ!」

「男性?」私は口を少し開けた。「ここには男性会員はいないんじゃないの?」

「そう、いないわ」小玉は小声で続けた。「この綺麗なスタッフたちは地元の大学に通う地方出身の学生よ。少なくとも学部生で、クラブでバイトしてるけど、週末だけ来るの。でも彼女たちの本当の仕事...