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1437話

「冗談だよ」と陳二狗が言った。

「他の女性なら好き勝手やってもいいが、梅子だけは別だ」と俺は言った。「彼女のことは妻だと思っているからな、尊重しないといけない」

「ふん、じゃあ義姉さんはどうなんだ?お前、手を出してないだろう?」

「義姉さんだって尊重してるよ!」

「偽善者め!」

俺は苦笑いした。

確かに俺は偽善者だ。堕落の始まりは義姉を覗き見たことからだったんだから!

「どうだ、酒を飲んだら甜甜と円円のところに行かないか?」と陳二狗が言った。

「やめておくよ。行ったらヤリたくなるし、ヤったら後悔する。高すぎるんだ」と俺は首を振った。

認めるが、あんな場所では、酒の刺激と美女の誘惑の前に、俺の自...