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1385話

数分も経たないうちに、階段の方から物音がした。

私が顔を上げると、若い女の子が降りてきた!思わず目が輝いた!この子、なかなかじゃないか!二十歳くらいで、ポニーテールに結い、スポーツウェア姿。その体つきはまさに「S」字カーブで、曲線美に溢れ、体にフィットしたスポーツウェアが彼女の美しいボディラインを完璧に浮き彫りにしていた。

だが、彼女が近づいてきて顔をよく見ると、少し直視しづらくなった。

輪郭も五官も悪くなく、芸能人のような顔立ちだ。

しかし、顔中にニキビがあって、ため息が出てしまう!明らかに思春期ニキビだ!台無しだな。

彼女は素早く階段を降り、私と梅子を見て立ち止まった。

「あなたたち、誰?...