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1223話

「二人で過ごせた二年間も、縁だったんでしょうね」秦姉さんはため息をついた。「あなたと知り合ったのも縁よ。あの日、私が思いつきで暇つぶしに治安部隊の売春取締りに同行していなかったら、あなたとも知り合えなかった。それなのに、今じゃこんなに親密になっちゃって。あなたは私の彼氏でもなければ、夫でもない。友達とさえ言えないのに、私の体を全部触らせちゃったのよ」

私は顔を拭いて、空笑いを二つ漏らした。「秦姉さん、これは本当に縁ですね。今、梅子のことも話したし、もう心の障壁はないんじゃないですか?」

「私は障壁があるわよ!」秦姉さんは小さな唇を尖らせた。まるで少女のような愛らしさだった。

「え?まだ何...