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1220話

「あら、意外と大人しいのね!」「ねえねえ、目の見えないくん、悔しいんじゃない?あなたの弱みを握って、あなたの縁談も台無しにして。心の中で私のこと恨んでるでしょ?補償してあげようか?」そう言いながら、彼女は私に向かって目配せし、自分の舌を舐めた。

「冗談はやめてくれよ。俺に構わないでくれれば十分だ!」彼女がまた何を企んでいるのか分からないが、私はただ股間を押さえたまま立ちすくんでいた。

「さんざん私の体を触ったわけだし、この体、見てみたいんじゃない?」秦姉さんの声は誘惑に満ちていた。

ふん、見たことあるけどな!「秦姉さん、やめてくれよ。さっきまで梅子を裏切るようなことするなって言ってたじゃ...