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1195話

私と梅子は部屋に入った。

王麻子は咳払いをして、「この『雄鶏が卵を孵す』というのはな、新婦がベッドに横たわって、新郎が茹でた卵を新婦のズボンの股の間に入れるんだ。それから新郎は新婦の上に乗って、自分の股間でその茹で卵を押しつぶすまで圧力をかけるというわけさ!」

「え?」私は口をぽかんと開けた。

頭の中にすぐに美しすぎる光景が浮かんだ!あの行為と実際のそれとどれほど違いがあるというのだろう?なぜさっき梅子が緊張ではなく恥ずかしがっていたのか分かった。

だって、彼女の上に乗るのは私なんだから、彼女が緊張することなんてないはず。でもあの動作はあまりにも恥ずかしいものだ!

「金水、みんなの前で実...