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1121話

朝食を食べた後、私は庭で梅子にツボの場所を教えていた。

この機会に、彼女の整った顔を存分に触らせてもらった。

そのとき、母が外から帰ってきて、野菜の入った籠を提げていた。

私たち二人を見て、母は笑みを浮かべた。

「梅子や、金水や、他の取り柄はないけど、このマッサージだけは一流だよ。しっかり習っておきなさい。将来はお姉さんのお店で一緒に稼げるからね!」

「わかりました、お母さん!」梅子は甘えた声で返事をした。

彼女はきっと、お金を稼いだら逃げ出そうと考えているんだろう。夢見がちだな!

「母さん、手伝おうか?」

「いいよ、いいよ。あなたはしっかり金水から習いなさい。これを覚えるのも簡単じゃないんだ...