37話

李夢瑶のストレートな質問に、私は言葉を失ってしまった。

だが心の中では分かっていた。李夢瑶はKTVのホステスとして色気があり、オープンな性格をしている。しかし彼女の本質は、実はかなり保守的なのだ。彼女はただ口先だけで調子を合わせているだけなのだ。

李夢瑶は私が質問に赤面しているのを見て、あえて追い詰めるように意地悪く笑いながら尋ねてきた。「聞いてるんだけど、お兄ちゃん、どう？欲しい？」

「欲しい！めちゃくちゃ欲しい！」私は眉をひそめ、彼女を鋭い目で見据えた。

李夢瑶は驚いて、舌を少し出した。「お兄ちゃん……マジ？冗談？まさか、隠れた小エッチだったなんて！」

私は鼻で笑った。「俺がエッ...