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868話

町に着くと、葉菲は当然降りることになり、上官婉児は林浩と一緒に茅坪村へ向かって進んでいった。

池の側を通りかかり、その澄んだ小川を見ると、上官婉児はまるで新大陸を発見したかのように「林兄さん、止めて、止めて!」と叫んだ。

林浩は仕方なくバイクを路肩に止めた。この小娘が何をするつもりなのか分からなかった。

上官婉児はミニスカートを履いたままバイクから降りると、赤い下着が林浩の目の前で丸見えになったが、彼女は全く気にする様子もなかった。

「何をするつもりだ?」林浩の手は上官婉児に引っ張られ、草むらの中へと進んでいった。

「ふふ、もちろん野外での楽しみを満喫するのよ」上官婉児は林浩を草むら...