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799話

「私よ、賈賢(カケン)!」賈賢は外から応じながら、猫目のぞき穴に向かって小さな唇をちょっと動かした。それはまさに魂を奪うような誘惑だった。

林浩(リンハオ)がドアを開けると、すぐさま柔らかな女性の体が彼の胸に飛び込んできた。

林浩が反応する間もなく、賈賢の小さな唇が彼の口を捉え、同時に彼女の手は林浩のズボンの中へと伸び、その逞しさを掴んだ。賈賢は鼻から「んっ」と甘い声を漏らし、まるでそうすることで心地よさを感じているようだった。

林浩は足でドアを閉め、大きな手を遠慮なく賈賢の襟元から差し入れ、力強く揉みしだき始めた。

林浩の手は慣れた様子で賈賢のチャイナドレスを肩から滑り落とし、魅惑的...