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686話

特に電話の向こう側に葉菲からの声が聞こえてきた時、蒋晴の体は一瞬で震え始めた。林浩が再び二回ほど腰を動かすと、絶え間ない衝撃に、蒋晴の全身は一気に強張り、三秒間その状態が続いた後、そのままイってしまった。

蒋晴の体はまるで泥のようにベッドの上でぐったりとし、林浩と葉菲は電話を切った。

林浩は自分の携帯をわきに投げ捨てると、まるで狼のように蒋晴に飛びかかり、大きな口で蒋晴の小さな唇を塞ぎ、再び激しく動き始めた。三度蒋晴を天にも昇るような快感へと導いた後、ようやく自らの全てを解き放った。

葉長風が戻ってくることを心配して、二人はあまり長く余韻に浸ることなく、身支度を整えて起き上がった。

蒋...