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650話

「俺はもうまじめにできないな」と葉長風は言いながら、蒋晴の足の間から下着を引き出し、彼女を抱き寄せてソファに押し倒そうとした。

オフィスでは、葉長風と小瑶がよくこうして関係を持っていたのだ。

しかし今は林浩が家にいるではないか。蒋晴がどれほど開放的とはいえ、林浩の前で葉長風とあんなことをする勇気はなかった!

「だめ、部屋に行きましょう」蒋晴はそう言いながら、両脚で葉長風の腰に絡みつき、柔らかな体を彼に預けた。

葉長風は蒋晴を抱きかかえ、まるで風のように寝室へと駆けていった。その移動の途中で、蒋晴はすでに積極的に葉長風のシャツを脱がし始めていた。

おそらく長い間葉長風と関係を持っていなかったから...