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641話

葉長風は言いながら、小瑶をベッドから抱き起こし、その眼差しには欲望と呼ばれる光が宿っていた。

「小瑶、晴が僕たち二人の関係を黙認してくれたんだ。きっと何も言わないだろう!」葉長風はそう言いながら、小瑶のジーンズのボタンに手をかけた。

葉長風の家で、しかも初めてのこと。小瑶はどこか恥じらいを感じつつも、「長風…」と潤んだ瞳で葉長風を見つめ、ジーンズのボタンを解かれるままにしていた。

葉長風は躊躇なく大きな手を差し入れ、紫色の下着とジーンズを一気に引き下ろした。

二十代の小瑶の体つきと肌は、まさに言葉を失うほどだった。白く輝く二本の脚は丸みを帯びて長く伸び、その滑らかな肌に葉長風の心は震えた...