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607話

この瞬間、林浩は完全に見えるようになった。全身の血が沸騰するのを感じた。

蒋晴はそのままの姿勢で林浩と見つめ合い、全身に熱さを感じていた。林浩を見る目は、すでに霞んでいた。

林浩の下半身は目に見えるスピードで大きくなっていき、まるで誰かがそれを膨らませているかのようだった。

「叔母さん、僕…」林浩は蒋晴の肌の一寸一寸を見つめた。白くて柔らかそうな肌だった。

林浩には理解できなかった。蒋晴と葉長風はもう長い間一緒にいるのに、二人の間ではあまり関係を持っていないのだろうか?

実際、林浩の推測は完全に正しかった。葉長風と蒋晴は最初こそ頻繁に関係を持っていたが、その後は明らかに減っていた。

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