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597話

翠花はそう考えながら、林浩を見る目が輝きを放つかのようだった。

「俺がどう良心がないって?叔母さん、見てくださいよ、あなたが俺の名前を出した途端に、ここに現れたじゃないですか。素晴らしいでしょう!」林浩はにやにや笑いながら、自分の服やズボンを全部脱ぎ捨てた。

先ほど楊婷叔母さんとの一戦で身体は汗だくになっていた。今ここで身体を洗うのも悪くない選択だろう。

「叔母さん、こんな風に一人で湖にいたら、水蛇が叔母さんの体に入り込んじゃうかもしれませんよ」林浩は一瞬で裸になると、水面を叩きながら翠花に近づいていった。

「ふん、この湖に水蛇なんていないでしょ。むしろあなたのその蛇が叔母さんの中に入...