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501話

「ああ…ああ…」李麗は林浩の指の動きに合わせて、思わず身体を上へ突き上げ、林浩のリズムに呼応していた。

李麗も林浩の異変に気づいていたが、今や彼女は夢中になりすぎていて、そんなことを気にする余裕などなかった。自ら赤い下着を太ももの下へと引き下ろそうとした。

しかし李麗が下着を膝の辺りまで脱いだ瞬間、林浩は手を伸ばして彼女をつかんだ。

李麗は一瞬固まり、すでにあの恍惚状態から目を覚ましていた。それどころか、少し腹立たしさも感じていた。

結局、こういった場面で女性が積極的になることは元々恥ずかしいことなのに、この状況で林浩に拒絶されるなんて、李麗にとってあまりにも面目が立たない。

「どう...