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385話

林浩は、かつて自分を見下していた相手を今このように押さえつけていることに、達成感を覚えていた。

于苗の表情は複雑だった。快楽と恥ずかしさ、そして無念さと後悔が入り混じっている。かつては隣の席に座っていた同級生が、今はこうして自分の上に跨り、こんな恥ずかしいことをしているのだ。

「私のこと、汚いって思ってる?」于苗は自嘲気味に林浩に尋ねた。

「汚い?なぜ汚いと思う?もし汚いと思っていたら、最初から君を相手にしなかったさ」林浩は手を伸ばして于苗のお腹を軽く摘んだ。情事を終えた女性には特別な魅力がある。その体温と柔らかさは、普通の人では味わえないものだった。

「最初から私だって分かってたんで...