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350話

「お前が林浩か？随分と度胸があるな、俺たちの邪魔をするとはな？」高虎は手にした鉄パイプを上下に振り回した。

「この土地とダムを最初に請け負ったのは私だ。お前たちが強奪しようとしているのに、どうして私が邪魔をしていることになるんだ？」これだけの人数に囲まれていても、林浩はそれほど恐れる様子もなく、このスキンヘッドの男を上から下まで眺め回した。

「林浩、やるじゃないか。俺の鉄パイプと、お前の骨と、どっちが硬いか試してみるか？ボスの命令だ、ダムと土地は必ず手に入れるってな！」高虎は凶暴な口調でそう言い放つと、後ろにいる仲間たちに手を振った。

「武器を持て、行くぞ！」

高虎の言葉が落ちると同時...