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333話

「誰か来たの?」

「さっき叔母さんと小玉が二人とも見舞いに来たのよ。あなたが大丈夫だって伝えたら、やっと帰ったんだから!」張瑶は少し恨めしげに林浩の向かいに座りながら言った。

林浩は「ああ」と短く返事をして、ご飯をよそい始めた。二人は食事を始め、食べ終わると張瑶は食器を片付け、タオルと着替えを持って浴室に向かった。暑い日だったので、服は汗でずっとじっとりしていたのだ。しかし、張瑶が浴室で服を全部脱いだ途端、林浩が突然入ってきた。

「きゃっ、林お兄さん、お風呂入ってるのに」張瑶は思わず両足をきつく閉じた。その色っぽい姿に、林浩は鼻血が出そうになった。

「張瑶、一緒にお風呂入ろうよ」林浩は張瑶の首...