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1203話

「ところで、お嬢さん、お名前は?」林浩はグラスを軽く合わせ、一口飲んでから尋ねた。

「胡美娇よ。海南の呈郷の出身なの。三亜に来たのは観光じゃなくて、仕事を探しに来たのよ」胡美娇は笑いながら言い、大きく一口お酒を飲んだ。

「仕事?君は教養がありそうに見えるのに、どうして仕事がないんだい?」林浩は笑いながら尋ねた。

だが質問しながらも、彼の両目は相手の薄い服からほとんどはみ出そうになっている豊満な胸元をじっと見つめていた。

胡美娇はすでに上着を脱ぎ、隣の椅子に掛けていた。彼女はくすくす笑いながら「それも分かるの?」と言った。

「もちろん」林浩は遠慮なく彼女の魅惑的な体を舐めるように見た。こ...