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1056話

秦天は心の中で少し不愉快に感じていた。ベッドの上では本来、男が主導権を握るはずなのに、このランランという女は自分よりも積極的に楽しんでいるように思えた。そのため、わざと再び腰を動かし、自分の大切なものをランランの中で二回ほど突き上げた。

ランランは下から艶やかな声を上げ、両足で秦天の腰をきつく挟み込んで、これ以上動けないようにした。その妖艶な姿に、秦天はまた心を奪われた。

もしこのランランがこうして自分を操っているのでなければ、秦天は本当にランランを自分の彼女にしていたかもしれない。

秦天が心ゆくまで楽しんでいるところに、監視室のドアが突然開け放たれた。

「てめぇら、命知らずか?誰が入...