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1022話

「同じ頃、元昊天が素早く数歩歩み寄り、車のドアの前で林浩の肩を抱き寄せた。「林浩兄弟、本当に時間通りだね!」

「ははは、当然さ」林浩は元昊天にそうして肩を抱かれながら、二階へと向かった。

二階の巨大な個室に入ると、林浩はその中の光景に唖然とした。

女性、そこにいるのは全て女性だった。一人一人が妖艶で魅力的だが、特に十数人の少女たちは一様にピンク色の薄絹をまとい、その絹の下に覗く曼妙な身体つきに、思わず血が沸き立つのを感じた。

「元昊天兄貴、これは…」目の前でそんな若い女性たちが揺れ動くのを見て、林浩の下半身は思わず小さなテントを張ってしまった。

「ふふ、もちろん林浩兄弟への贈り物さ。...