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440話

個室の中、雰囲気はいささか重苦しかった。

薛驚雲はシガーを強く卓上に押し付け、その表情は雨でも降りそうなほど陰鬱としていた。

「これが、お前が連れてきた殺し屋か？まさか全滅するとはな。お前が無能だと言うべきか、それともあの殺し屋どもが無能だと言うべきか？」彼は冷たい声で言い放った。

「薛、薛少、あの若造がこれほどの実力を持っているとは誰も予想していませんでした。それに彼には張少、いえ、張兵の助けもあったわけですから、今回の失敗はある意味当然のことかと…」江振はどもりながら言った。

「今や我々三人で奴を潰せなかっただけじゃなく、逆に大きな顔をさせてしまった。今や業界中が奴の養生酒の話...