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374話

蘇北辰は張老人のこの言葉を聞いて、この件がほぼ決まったことを知り、思わず心が躍った。長老について外に出た。

外に出ると、張老はすぐに尋ねた。「北辰くん、この秘方は量産できるかね？」

蘇北辰はまさか張老がこんなに単刀直入に聞いてくるとは思わず、一瞬戸惑った。

少し考えてから答えた。「長老、正直に申し上げますと、この薬はまだ量産できません」

「というのも、いくつかの薬材が見つけにくく、他の薬で代用せざるを得ないんです。そのため効果は今のこの一瓶ほどではありませんが、ご安心ください。効果は落ちても、先ほどの奥さんのような結果を得るには、二、三日かかるだけです」

張老は安堵の息を吐いた。「それな...