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7話

「この不平等な契約に気づいた張航は嘆き苦しんだ。一籠の肉まんだって最低でも五個はあるだろう。この五角では原価にも足りないじゃないか!」

「蛙の肉の餡はまた手に入れられる。ほとんどタダ同然だ。だが小麦粉や炉を焚く費用はかかるだろう?それに、張航は昨夜一晩中忙しく働いたのに、たった三籠の肉まんしか作れなかった。特製の発酵剤も五分の一を使ってしまった。このままでは開店初日に店じまいだ!」

「ダメだ、こんな安い値段じゃ」

張航は密かに計算してみた。もし『九一分配』で考えるなら、この一籠の肉まんは、少なくとも50元で売らないと元が取れない!

50元の肉まん一籠?こんなの誰が買うんだ?どんな頭のお...