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86話

賀新華は軽く頷いて言った。「そうですね。彼は私に感謝していて、だから特別に面倒を見てくれているんです」

「今夜、あなたの家に行ったら、戻ってこなくてもいいかな?」賀新華は卑猥な目つきで白石珠の胸元を見つめた。そこには豊かな双峰がうっすらと見え、襟元からは高く盛り上がった膨らみが確認できた。

白石珠は艶やかに微笑み、唇を噛みながら誘うように言った。「どうでしょうね?くすくす...お兄さんの頑張り次第よ。じゃあね、授業始まるわ」白石珠は白い手を振りながら教室に駆け戻った。

賀新華は彼女の挑発に心がむずむずしたが、どうすることもできなかった。真昼間の、学校の教室の入り口で、人が行き交う場所で、...