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309話

「霊通の渡劫の恐ろしい光景は、ほぼ一夜のうちに上三天中に広まった。その噂を聞いた者はみな驚きのあまり、下顎が落ちそうになったほどだ。その場に居合わせた者たちは、帰った後、当時の恐怖の光景と霊通真人の天をも覆す一撃について、まるで目の前で見ているかのように生き生きと語り継いだ。」

「しかし、これは後の話。」

「……」

「渡劫はすでに終わった。皆の参列に感謝する。我が光耀宗は紅玉山で宴を設け、祝いの席を催すので、どうか皆さんもお越しください」渡劫が終わると、霊性散仙はにこにこと笑いながら声高に言った。その声は十数里の範囲に響き渡った。

「おめでとうございます、霊通真人。まさに感嘆するばかり...