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317話

夏晴は途中で降りてしまった。二人は珍しく会ったのに、親密になることもなく、特に甘い雰囲気も生まれなかった。ただ僕は彼女の太ももに少し頭を預け、彼女の香りを借りて、少し頭を冷やしただけだ。そして再び闘志を取り戻し、宋煙語が与えた影響から目を覚ました。

いよいよ本当の決戦の時が近づいている。

そして、すべてを終わらせる時も来ている。

こういう状況だからこそ、気を抜くわけにはいかないと分かっている。なぜなら、僕が代表しているのは僕一人じゃなく、僕たち全員なんだから！多くの仲間たち、僕に頼って食べている人たちがいるんだ！

自分一人の感情のために、みんなの将来に影響を与えるわけにはいかない。

会...