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307話

「これが男というものなのか……」

萧媚は一瞬めまいを感じた。海外で比較的開放的な教育を受け、こっそりとこの手の動画や映画を見たことはあったものの、26年間、彼女は一度も男性に自分に近づく機会を与えたことがなかった。だから男性からもたらされるこの強烈な衝撃を味わったことなど、ほとんどなかったのだ。

こんなにも強大なものだったとは……

今、手の中でどんどん硬くなっていくそれも。

そして今、自分を撫でる彼の荒々しい大きな手も。その粗い手が自分の柔らかな肩をなめらかに下りていき、そして鎖骨へと到達し……どうやら自分のもっと敏感な場所へと向かおうとしている。

彼女にはとても耐えられない。

一つ一つ...