夜のクラブの紙醉金迷

196話

「クスッ」と笑った渣毛は、これは簡単すぎると言った。会社の詳細な発展計画書を作成すれば、私たちが持っている警備輸送許可証だけで、投資家が殺到してくるはずだと。「今の時代、誰だって金儲けしたいでしょう？この経済情勢で、投資リスクは高いですからね。私たちのような確実に収益が見込める商売には、必ず目をつける人がいますよ！」

「でも、それって……」

私は眉をひそめた。

渣毛は言う。単なる投資だから、後で配当を渡せばいいだけだと。会社の経営権は私たちの手元に残るのだから。

私は頷いた。

確かにいい方法だ。今や私たちは本当に金欠だ。琳琳の言葉を借りれば、まさに鍋の蓋も開けられないほどだ。あちらの車の...