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858話

「お姉さんは、もともと少し我慢できなくなっていたのに、今は直接男性と体が触れ合って、一気に全身が耐え難いほど熱くなってしまった。

でも、張致に自分とあれをしてほしいとはまだ言い出せない。今は張致が自分の気持ちを理解してくれるかどうかだけだ。

しかし張致も融通の利かない人間ではない。中に入るなり尋ねた。「お姉さん、さっき変な声が聞こえたような気がしたんだけど、もしかして君?」

「うん、お兄さん、私、下が辛くて...」

女の子はうなずいた。さっきまでどうやって張致を誘導すればいいか分からなかったのに!張致が自分から話を切り出してくれるなんて、これで話が早くなる。

張致はまず頭が混乱し、それから非常...