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844話

「いとこは背が高くて、スタイル抜群、小顔に桃のような小さな唇、とにかく魅力的な容姿をしている。

服装もかなりセクシーで、まるでフォロワーに囲まれる人気インフルエンサーのよう。特に胸元のふたつの丸みは目が離せないほどだ。

何度か張致は自分のいとこのセクシーな姿を想像しながら、自己満足に耽ったこともある。

もっともそういうことは内緒でするだけで、いとこ同士だし、張致は自分のいとこに対してあまり深く考えないようにしていた。一度境界線を越えたら、どんな目に遭うか分からないのだから。

しかし、今夜の出来事は張致に衝動的な考えを抱かせることになった……

いとこの喘ぎ声はまだ止まらず、むしろ激しさを増してい...