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72話

闫辰は息を荒げていた。まだ先端を入れただけで、豊かな花園の表面をさまよっているだけだったが、それでも比べものにならないほど強い感覚だった。

方若柳は闫辰の絶え間ない挑発に身をよじらせていた。彼女の秘所からは既に蜜が溢れ始めていた。こんな状態でどうして我慢できるだろうか。彼女は闫辰に合わせようと腰を持ち上げ、闫辰のものがもっと深く入るよう試みた。

しかし闫辰はそれに驚いてしまった。自分の意図がばれたと思い込み、慌てて引き下がり、これ以上大胆な行為に出る勇気を失ってしまった。

「こんなに鈍感な男がいるなんて」

方若柳は心の中で呪った。なぜそのまま突き進まないのか。闫辰は一体何を恐れているのだ...