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627話

李二狗がやって来るなり張鳴のことを褒めちぎり始めたが、小柔はすぐに自分のズボンを引き上げた。

今や彼女は恥ずかしくて死にそうだった。これまで妹の小美が二狗と関係を持つのを必死に止めていたのに、今や自分が張鳴とやってしまったのだ。

姉としての威厳など、もはやどこにもない。

しかし、恥は人前にさらすべきではない。小柔はズボンを引き上げると、すぐに小美の手を取って「帰るわよ」と言い、彼女を連れて立ち去った。

これで二狗の今夜の目論見は潰えたわけだ。

だが彼はもう我慢の限界だった!さっき小美の柔らかな胸に触れた時、下半身は鉄棒のように硬くなっていたのだ。

とはいえ、多くを語らず、張鳴にタバコを一本渡す...