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616話

張鉄は沈夢渓が図に乗り始めたと感じた。この角度では彼女はキスできないはずなのに、張鉄に何かを求めようとしている。

張鉄は彼女の渇望した様子を見て、思い切って二本の指を彼女の中に差し入れた。

「んっ!」張鉄の指が入った瞬間、沈夢渓の腰が上へと跳ね上がり、腰をくねらせながら「本当に辛いわ!」と言った。

張鉄は彼女の意図を理解し、沈夢渓の柔らかな内部に指を入れたまま抜き差しを始めた。

もし車が道路を走っていて他の騒音がなければ、張鉄が指で沈夢渓の下の部分を掻き回す「じゅっじゅっ」という音がはっきりと聞こえるほどだった。

沈夢渓の下はあまりにも濡れていて、張鉄が少し指を動かしただけで、彼の手は彼女の柔...