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614話

「しかもこれは公共の乗り物じゃないのよね?」

しかし沈夢渓は張銘に悪戯心を起こした。彼女には張銘ほど多くの艶遇はなく、前回のあれといえば張銘とトイレでのあの一件だけだった。

これほど長い期間が空いて、彼女は張銘を見た途端に欲情してしまったのだ。

そこで彼女は意地悪く微笑みながら張銘に言った。「一回ヤるとまではいかないけど、今あなたの立派なモノを触りたくて仕方ないの……!」

「おいおい、お前随分と大胆だな?」

張銘は沈夢渓の言葉を聞いて思わず罵った。シャトルバスには人はあまり乗っていなかったが、それでも何人かはいる。沈夢渓がバスの中で張銘の逸物を触ろうとするなんて?

誰だって驚くだろう!

しかし...