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611話

しかし張鳴は驚いた。劉妍が絶頂してしまったら、彼女の体の薬効が切れてしまうのではないか?

だがそのとき、劉妍はまだしっかりと張鳴の腕を掴んで言った。「ダーリン、すごく気持ちよかった!でもまだ足りないの。もっと続けたくない?」

「ごくり」張鳴は劉妍の言葉を聞いて、まず唾を飲み込んだ。

そして劉妍に尋ねた。「あの、劉さん、まだ頭がクラクラしますか?」

「ううん、あの薬の効き目はとっくに切れてるわよ?責めてないでしょ、あなたのこと好きになったって言ったじゃない。早く、続けて」

「まさか?」張鳴は驚いた。彼は劉妍の言葉を本当に信じられなかった。

薬効がすでに切れているのに、自分に求めている?しか...