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59話

高正はそれで一瞬にして魂を奪われ、目が釘付けになった。こんな刺激を受けたことなどなかったため、その場で血圧が上昇し、首筋が真っ赤に染まり、大事なところもパンパンに張ってしまった。

どう返事すればいいのか分からなかったが、とにかく触りたかった。彼は直接手を伸ばし、興奮で震える指を孫小萌の柔らかいところに置き、指先で軽く触れた。

「従姉ちゃん、触らせて」

「あっ!」孫小萌は全く警戒せずに高正の不意打ちを受け、体が一瞬縮こまったが、高正に触られると心がくすぐったくなるような感覚が広がった。

高正の手首を掴み、彼に指示した。「高正、こうやって優しく従姉ちゃんの上をさすってごらん」

「うん」孫小萌のパ...