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584話

「ドライブに連れていくって約束したのに、頭の中は卑猥なことでいっぱい」と周于峰は韓霏を見てどうすることもできなかった。昼間は車が多すぎるので、周于峰は近くの小道を通って、バイクを近くの山へと走らせた。

山道はコンクリートで舗装されていたものの、とても揺れが激しかった。

韓霏は周于峰の前に座り、振動に身を震わせていた。もともと周于峰にぴったりと密着していた彼女の部分は、今やさらに何度も衝突を繰り返していた。

韓霏のその部分が周于峰に押し当てられ、波のような振動が加わって、まるで中に入れられているような感覚だった。

思わず韓霏は周于峰をより強く抱きしめ、彼女の体が完全に周于峰の胸に埋もれると、柔...