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58話

孫小萌の記憶が正しければ、バスを降りてからもう五、六時間は経っていた。その間ずっと、チャンスを見つけようとしていたのだ。

行くところはあったが、今やっとチャンスを見つけて、これだけ我慢してきたのは悪いことではないと気づいた。

その点では、高正はすでに十数年も我慢し続けていた。時々は自分で満足させることもあったが、実践したことは一度もなかったのだ!

孫小萌の柔らかく艶やかな体が軽く触れただけで、高正はもう堪えられなくなっていた。

顔を赤らめながら孫小萌に言った。「いとこ姉さん、なんだか、あそこがズキズキして痛いんだ。どうしても欲しくて...いとこ姉さん、僕たち深く交流できないかな?」

「正ちゃん...