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262話

そして張銘が指を挿入した瞬間、彼女は胸を引き裂かれるような痛みを感じたが、同時にあの痒みも和らいだ。

彼女は体を起こし、張銘がスカートの中に入れていた手を取り出すと、続けて自分の衣服を全て脱ぎ捨て、甘えるように言った。「小銘銘、始めましょうか?」

「小銘銘?」

張銘はその呼び方に少し照れくささを感じたが、秦琴は漫画好きだと説明していたので、思わずそう呼んだのだろう。

しかしそれは重要なことではなく、重要なのは彼女が張銘と一線を越えようとしていることだった。

彼女は張銘が横たわっているのを見て言った。「もう待てないわ、このまま直接いいかしら?」

「好きにすればいいさ」

張銘は呆れた。二人とも成人...