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227話

あまりの心地よさに、梁潔との口づけの最中、口から色気のある小さな吐息が漏れていた。

閻辰は劉円円がもう持ちこたえられないことを確信していた。自分も絶頂に近づいていた。

彼は劉円円の上に覆いかぶさり、激しく腰を動かし続けた。

「あっ!」

劉円円は耐えられずに叫び、梁潔を押しのけた。

閻辰は劉円円に向かって腰を打ち付け、劉円円も自らの豊満な胸に手を伸ばした。

閻辰のあまりの激しさに、梁潔は思わず罵った。「この馬鹿!私とするときはどうしてそんなに激しくしないのよ?」

今の梁潔は劉円円を羨ましく思い始めていた。特に、劉円円の快感に溺れた表情を見ると余計に。

しかし閻辰にはたった一つしかなく、自分は傍で...